こんにちは!とらのこKidsサポートです🐯
あっという間に5月も後半ですね。
朝晩はひんやりしていても、日中は連日25℃を超えて30℃に迫る夏日が続いています。
実は先日、オフィス近くの公園を訪れたところ、熱中症のような症状で気分が悪くなって倒れてしまった方を目撃しました😵
幸い大事には至らなかったのですが(大人の方でした)
公園で元気に遊ぶお子さんたちにも、帽子を被らず真っ赤な顔をして夢中になっている子がいたのでヒヤヒヤしました💦
連休疲れ、五月病、季節の変わり目などで体調を崩していませんか?
元気そうに見えるお子さんも、実は疲労がたまっているかもしれません。
疲れているとき、熱中症のリスクが高まります!
服装、水分補給、適度な休息、しっかり食べてよく眠れるように、生活のリズムも整えていきたいですね。
初夏の熱中症とは?
実は4月5月は熱中症のリスクが高いと言われているのをご存じですか?それは体の暑熱順化ができていないからです。
暑熱順化とは「体が暑さに慣れること」を指します。
実は体が暑さに慣れていないと、汗をかいたりして体温を調整するのが上手くでききずに体の熱がこもってしまい、熱中症になる危険性が高まります。
まさに春から初夏にかけてのこの時期。25℃程度でも熱中症になってしまう恐れがあります。
加えて連休を利用して久々に外で遊んだり、長時間の移動などで体が疲れている状況では、体調が優れず熱中症になりやすくなります。
子どもは熱中症になりやすい!
人間の身体は約60%が水で構成されている、というお話は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実は、水分量は年齢とともに変化していることはご存じでしたか?
新生児で75%くらい、4~5歳児で70%、成人女性が50%、成人男性が60%、老人は50%ぐらいだといわれています。
(成人女性が成人男性よりも10%少ないですが、脂肪にも水分が含まれるので、ほぼ同じくらいだそうです)
そして体の中の水分も、大人では「細胞内」に含まれる割合が多いのに対し、新生児や乳児では血液・体液といった「細胞外」に含まれている割合が多いので、水分が動きやすい=脱水しやすい、ということが言えるそうです。
また小さなお子さんは自分から疲れた!暑い!水飲みたい!と自己主張したり、自ら水筒を開けてお茶を飲んだりしてくれないですよね💦
大人の「のどが渇いたな」の感覚に合わせて(待って)いると、乳幼児では脱水になりかけているかもしれません。
こまめな休憩や水分補給を促し、気温や体調によってはスケジュールを見直すなどして熱中症を予防しましょう。
子どもの熱中症を防ぐ!対策ポイントまとめ
では具体的にどのような対策をとればよいでしょうか?
消費者庁HPに掲載されている子どもの熱中症対策のポイントが参考になります。
子どもの熱中症対策のポイント
- 気温と湿度をこまめにチェック。暑さ指数や熱中症警戒アラートも参考に
- エアコンや扇風機を適切に使う
- のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給する
- 通気性の良い服装で、帽子など日よけ対策も
- 無理をせず、適度に休憩する🫶
- 十分な睡眠と食事を取る😴🍽
- 短時間であっても絶対に車内を子どもだけにしない!降ろし忘れにも注意🚙
熱中症になってしまった場合の応急処置
- 呼びかけに答えない場合は、すぐに救急車を呼ぶ🚑🚑🚑
- 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる
- 首の周り、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす
- 水分や塩分を補給する
- 病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら #7119へ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
①初夏は体が暑さに慣れていない
②子どもは体の水分量が多いことに加え、自分で言葉で訴えたり、行動したりが上手くできない
③子どもの熱中症対策と応急処置のポイントを押さえておく
これから6・7・8・9月と、暑い日本の夏が始まります!
熱中症に気を付けながら、屋外でも楽しく遊びましょうね。